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当事務所では、飲酒運転や交通違反で起訴されているクライアントを弁護いたします。

主な取り扱い分野

  • 飲酒運転

  • 無免許運転

  • 薬物使用中の運転

  • 免許停止

  • 危険運転

  • 警察からの逃走

  • 過失運転

  • 免停·免許取り消し解除

Professionals

林由紀夫

林由紀夫

パートナー弁護士

キャッシー・リー

キャッシー・リー

上級顧問

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刑法

オーストラリア・飲酒運転の罰則 - 免停・罰金・インターロック装着プログラム

Q: 先般、会社の新年会後に社員の一人が帰宅途中、飲酒運転で警察に捕まり、その場で運転免許証は没収されてしまいました。この社員は営業職ですので、車の運転が出来ないと仕事に大きな支障をきたします。飲酒運転で捕まった場合、どんな罰則の対象になるのでしょうか?また、免許証はすぐに返してもらえますか?  A:飲酒運転は重大な犯罪で、有罪が確定してしまうと当然前科も付きます。起訴される内容、罰則は血中アルコール濃度によって下記のように異なってきます。再犯に対してはさらに厳しい罰則が設けられています。  初犯に関する罰則 血中アルコール濃度 Low-range 0.005-0.079 Mid-range 0.08-0.149 High-range 0.15以上 罰金通知 $603     即時免許停止 あり あり あり 裁判所が課す罰金の最高額  $2200 $2200 $3300 最高刑期 なし 9か月 18か月 免停期間  3-6か月 6か月―無期限 12か月-無期限 自動失格(特定の裁判所命令がない場合に適用される失格期間) 6か月 12か月 3年 アルコールインターロック命令の対象* なし あり あり    *インターロック装置とは、自動車、オートバイ、大型車などのイグニッションシステムに連動したアルコール検査装置です。原則的にMid-range以上はこの装置の設置は免れません。 車両を運転する前に、インターロックで呼気検査を行い、装置がアルコールを検知すると、車は発進しません。走行中のランダムな呼気テストもパスしなければなりません。必ず本人に検査を行わせるため、インターロックにはカメラが搭載されており、呼気を測定する様子が撮影されます。  質問者の社員の方がどのRangeで起訴されたか分かりませんが、一般的にLow-rangeの場合は免許証は没収されませんので、恐らく今回はMid-range以上だと思われます。限りなくLow-rangeに近いMid-rangeの場合を除いて、Mid-range、High-rangeで起訴された場合、免許停止は免れないでしょう。初犯であったり、他の交通違反が過去10年間なかった等、情状酌量の余地があれば、Mid-rangeであっても、免停期間を短縮できる可能性はあります。